更年期障害も鍼灸で良くなる?

患者様の一番多い年齢層に当たるのが「更年期障害」です。
この頃になると本当に様々な身体の不調が出てきます。
よく言われる症状に
・ひどい肩こりや頭痛
・冷えのぼせ
・いらいらや憂鬱などの精神的症状
などがあり、その他関節炎や五十肩やリウマチなどをこの頃から引き起こされる方も多いです。

西洋医学的には「ホルモン補充療法」がありますが、使用については禁忌とされる方もいらっしゃいます。
そういう方には代替療法として漢方、鍼灸、整体、アロマオイルマッサージ、ハーブなどは 体に無理無くより自然な形で更年期の症状・障害を治す方法として たいへん有効ですので、おすすめします。

東洋医学の治療の考え方は、人の成長や老化に関わる「腎」の働きにあるといえます。
少し難しいですが東洋医学的に人間の機能を大きく分けると肝・心・脾・肺・腎の5つになり、それぞれが相生関係(助ける働き)・相克関係(抑える働き)を持っています。
相生関係では肝→心→脾→肺→腎→肝→続く…
相克関係では肝→脾→腎→心→肺→肝→続く…
という関係がぐるぐると回ってうまく機能していると健康体でいられます。

ところが、人間老化してきますと「腎」の働きが弱くなってきます。「腎虚」という状態です。
腎は体の水分代謝にも関わり車でいう「ラジエーター」の役割を持ちます。
そうすると人間でいう「エンジン」はそうですね心でしょうか。
腎が弱ると心が抑えられずのぼせたり、動悸がしたりという症状を起こすようになります。
もう少し東洋医学では、複雑ですがわかりやすくひとつの症状の一例を説明すると、このようになります。

実際の治療では、鍼や灸の他にその人の症状や体質に合わせてオーダーメイドの施術を行います。
鍼灸は、効果がやっぱり大きいので使用する頻度は多いです。
冷えのぼせにこんなところのツボを使うことがありますが、これも東洋医学の神秘です。西洋医学では絶対に考えが及びません。

よつばの森
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