足の親指が痛い(外反母趾)
他の色々な症状でご来院の方。
そういえばという話で「最近足の親指に負担がかかっている気がする」とのこと。
立ってもらうと足の親指が2番目の人差し指の上に乗りかかっている、いわゆる外反母趾になってきています。
足の指を開いて下さいと言うと開くことが出来ません。
今は痛みが無いようですが、変形が進行すると痛みが続きしばらくするとまた痛くなくなり、という症状を繰り返して外反母趾が進んで行きます。
外反母趾の痛みだけでなく、膝や股関節や腰にまで影響を及ぼすことがあります。
ですから外反母趾は軽いうちに治しておくことが大事です。
またひどくなった方も痛みが出ないように歩き方から改善していく必要があります。では、改善方法をご紹介いたします。
ずぼらな私にでも出来るながらトレーニングです。
①足指を開かせて親指で床を押す感覚を取り戻す
椅子に座った時足の親指を床に押し付けて、そのまま他の指を開くように外側(小指側)に引っ張る
②歩き方を変える
最初は靴を履いていない状態で練習した方がよいでしょう
簡単です。踵からついて土踏まずを通って足指で蹴るのです。
「そんなのいつもと変わらないじゃん!」という外反母趾のアナタ。実際によく観察してみてください。
案外足の裏だけでペタペタ歩いていたり、足指を蹴らないで歩いていたりしてます。
痛みのある方はまず炎症を抑えるのが大切ですので、湿布やパッドなど使って痛みの少ない状態までもっていって下さい。テーピングやサポーターなども助けになるでしょうが、根本的な解決には到りません。
当院では痛みを取り除くお手伝いと崩れたバランスを回復するためにマッサージ、鍼灸、関節運動療法を用いて取り組んでおります。
お心当たりのある方は是非お試し下さい!